ダイヤモンドのカットタイプ

 

diamond cut type

ダイヤモンドのカットタイプ

  

ラウンド

ダイヤモンドのカットのなかで一番スタンダードであり、人気のカットがラウンドブリリアントカットと呼ばれるものです。

ダイヤモンドの形を聞かれたときにほとんどの人がこの形を頭に思い浮かべるのではないでしょうか?

中央部分を丸くカット、中央からは放射状にカットされる形です。

ラウンドカットのダイヤモンドの下を面取りしたものは58面体、尖ったままの57面体の2種類があります。

  

プリンセス

プリンセスカットはお姫様という名前の通り、女性向けのカットとして人気があります。アメリカでは非常に人気のカットで、日本でも婚約指輪を探すときにも必ず目にするカットの一つです。

非常にカットが細かい、対称性を持っていないときれいに見えにくい技術の高いカットになります。

カット面が小さく非常に多いので、繊細でモザイク模様のように見え、少しの角度の変化で様々な表情を楽しめるカットになります。

メリットとしては、原石の厚みを活かすことができるカットなので、研磨によるロスが少ない、上から見たときの光と目線を移動したときのキラキラのバランスが非常に取れています。

デメリットとしては、カットが細かく、少しの衝撃でエッジが欠けやすいです。プリンセスカットをお持ちの方は特にぶつけたり しないように注意することが必要になります。時折、ジュエリーショップに持ち込んでチェックしてもらい、欠けが見られる場合などには、さらに欠けが尖って、新たな欠けを生んでしまうリスクを考えて、修理をしてもらうほうがいいです。

※ダイヤモンドは硬い、壊れないイメージを持たれている方も多いですが、角度によっては割れてしまいます。カットのところに運悪く強い衝撃を受けると割れることもあります。

 

エメラルド

エメラルドカットは名前の通り、エメラルドをカットするときによく使われるカットです。

ラウンドブリリアントカットと同様にダイヤモンドの婚約指輪として選ばれるカットであり、愛の象徴とも言われていて、婚約指輪として使用される場合にはそのようなメッセージを込めることもできます。

こちらのカットの特徴は、ダイヤが持つ本来のきれいさを表現するのに適しており、高品質のラボグロウンダイヤモンドで、高いカラー、クラリティでカットすれば非常に良いジュエリーになります。

ブリリアントカットのようにカット数も多くないので、非常に壊れにくいカットとなります

  

マーキース

ボート、横にすれば目のような形のカット。表現としては、水滴、目、葉、花びら花弁の一部のようにデザインに使われます。

細長い形が特徴でブリリアントカットの変形版になり、ファンシーシェイプカットの一部です。

基本的には58面体にカットされますが、ダイヤモンドの中には18面体のほうがより輝く個体もあります。

マーキースとは侯爵という称号の意味で、18世紀にルイ15世がポンパドール婦人にマーキースカットダイヤモンドを授けた頃にこのカットが大流行したことが由来となっています。

オーバル

楕円形であるオーバルカットはラウンドカットと同じ57面体、もしくは、58面体で構成されています。

オーバルカットのメリットはカラッと重量が同等のラウンド胃ダイヤモンドよりも表面積が大きく、見た目にも大きく移ります。

そして、指輪の場合には、楕円形は指を長く見せることができます。プリンセスカットと違って、オーバルカットはほかのファンシーシェイプカットに比べ、欠けにくくなります。

楕円形の比率は1:7:1が一番人気の比率と言われておりますが、実際には長方形のダイヤモンドを見つけることは用意ではありません。ラボグロウンダイヤモンドの場合にも、正方形のキューブから取り出される

 

 

オーバルシェイプ・ダイヤモンドの魅力が近年語られるようになったのは1957年からです。 オーバルシェイプ・ダイヤモンドは1998年から2001年に、マーケティングキャンペーンにあおられたこともあり、その魅力を吹き返し、また今、返り咲きしています。 Town & Country(タウン&カウンティ)誌によれば、オーバルシェイプ・ダイヤモンドは2016年のアメリカの消費者の人気第6位となりました(第1位はやはりラウンドダイヤモンドです)。

 

 

ペア

オーバル型とマーキース型の両方の特性を備えたペアシェイプ。PEAR、つまり洋梨の形をしています。ペアシェイプは一つひとつの長さと幅が違うので、原石を見比べて好みの原石から指輪を作ってみるのも面白いです。

先端が尖った方のアーチがまっすぐすぎると石が狭く見えて、丸すぎると短くぽってりとした印象になるので、ほどよいバランスが必要となります。

そして、外観に強い印象を与えるのは、対称性です。プロポーションの比率などは好みとして分かれる部分はありますが、対称性が取れていない、つまり、左右でアーチが違う場合には評価としても下がります。

 

クッション

クッションカットは、名前の通り、クッション、枕のような形をしているので、ピローカットとも呼ばれています。

丸みのある角と大きいファセットが印象です。

正方形の形から長方形の形まで色々とサイズにも特徴があるのが印象です。

20世紀の初頭までは実は、最も一般的なカットでした。カット面が大きいので、メクラリティが高いものはクリアな輝きを楽しめ、逆に低いものは中の不純物が目立つカットになります。

角の丸さと細かいカットの輝きを楽しむことができます。